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株式会社ToCasa 設計士 「河野 和宏のブログ」

こんにちは。
今年は90日真夏日があり異常な暑さでしたね、10月になりようやく過ごしやすくなりました。
地球環境の変化は私たちに、大きな影響を及ぼしていますね。
日本海の海水温が温暖化により上昇すると大気の水蒸気の量が増えてしまい、大雪になります。

夏は雨、暑さ、冬は雪と農作物の影響等他人事ではありませんね、また体力的にもつらいです。

ヒートショックによる、死亡者は17000人と言われています。残念ながら茨城県は全国2位です。

快適で脱炭素の住宅を建築することは、必然的に私たち住宅業界の義務になります。

セーシャル諸島では海水面の上昇により、島自体が水没の危機に遭遇しています。

核実験のために移り住んでいる島が次は温暖化のために国を奪われてしまします。

こんな理不尽なことはあってはなりません。私たち先進国のエゴによりこういう事態になっております。

今、小さな工務店ですが何ができるのでしょうか?

個人は小さな存在ではありますが何ができるのでしょうか?

住宅専門会社の私たちにできる事はもちろん省エネの建築をしていく事ですね。

しかしながら、素材によっては遠い国から木材は仕入れる、断熱材は作るのにCO2はたくさん出す、プラスチックを大量に使い、石油化学製品に頼りきりの家造りは終わりにしたいですね。

日本人が出す家電ごみ、レジ袋、プラゴミは東南アジアに処理を依頼される事が多くそれは適切には処理されずに川に捨てられることが多く海洋汚染の原因になっております。

そこで、To Casa では、脱プラの家 テラは提案してい行く事にいたしました。

この小さな事、小さな工務店の一人よがりとも思える事が、どうなるのか?

まるで、世の中には受け入れられないことか?

挑戦したい、美山に行くと、屋根は茅葺、構造はもちろん木造金物は使っていない、匠の技と藁紐、壁は土壁に地元の漆喰、建具は紙か木材、すべて地元の物で壊れてしまえばすべて自然に帰る。

省エネではありませんがしかし薪で暖を取ります、地産地消ですべて土に戻り、また再利用のできるものでしか作られていない。

日本人にはすでに江戸時代から世界最高峰の地産地消持続可能な住宅があったのです。

温故知新、先人の知恵、工夫に見習いたいもの。

現代社会においてすべては無理にしても、ウッドファイバーの断熱、羊毛断熱、構造は無垢材、国産材建具、外壁仕上げは漆喰、手造り国産木製キッチン、国産木製洗面台等、国産木製窓できる限りのことをしていきたいですね。

それは、長持ちしお施主様を化学物質から守り健康と自然に優しい快適な家になります。

生きるとは、食事も衣服も建築も自然の恩恵を受け続ける事、だから、自然と共存できる方法を模索し続ける事が大切になります。

災害という形で大きなしっぺ返しがあります。近年の記録的暑さ、豪雨、日照り、熱波、山火事等

今は生きる人は、この奇跡の星に感謝をしなければいけない、戦争なんて馬鹿げたことやっている場合ではない。

心こそ大切です。私自身は未熟ですが、世の中を良くしたい気持ちはあります。

今だけ、金だけ、自分だけ、口だけ、逃げるだけの人間には絶対になりたくない、カッコ悪いから

潔く生きて行きたい。

作る責任は果たしていきたい。

一念岩をも通す。強い信念で脱プラやります。

一心欲見仏不自惜身命これはお釈迦様のお言葉ですが、ただひたすらに、命を惜しむことなく

精進あるのみ、なのかと思います。

ところで、昨日からインボイスが始まりましたね。

個人事業主、私たちも、経理業務が複雑になりますね。

もう少し民間の業務を増やさない形はないのかな?と思います。

何か、ピラミットのような図式の底辺にいて三角形の頂点の人たちの搾取されている気になります。

これを変えるには私たちのような小さな会社が、たくさんの下請けさんたちに正当な形でお付き合いをさせていただくこのことで、地元が発展していければ良いと思います。

大きな事ばかり言って、ホラ吹きにならぬよう、勇猛精進してまいります。

河野和宏

To Casa 低燃費の家 宿泊体験できる展示場

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