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株式会社ToCasa 設計士 「河野 和宏のブログ」

居は気を移す。

これは孟子の言葉です。

住宅の環境で人間性が育つという意味でしょうか。

昔の言葉ですから化学物質の建材はないでしょうけど。

庭と部屋、外と中 結界の取り方や、空間、内装、外観、装飾等

いろいろな事のバランスが大切ですね。

現在でも、もちろんデザインは大切ですが、快適な住環境、温度差のない家

高気密高断熱住宅は必須かと思います。災害時も安心して住める家 特に耐震。

高熱費の安い家、化学物質の心配のない家等、住宅会社の使命は大きいですね。

4月から確認申請に構造的な計算、仕様規定ではありますが、省エネ的な計算の添付が

義務付けされます。特に仕様規定ですが、内容が甘く、とても、高耐震、高断熱を担保するもの

ではありません。かえって悪くなったとしか思えない事等も一部あります。

こういう話をすると、河野さんはポジショントークで他社を悪く言っていると思う方も中には、

おられるかもしれませんが、

高いお金を出してローンを組み家を持つわけですから、一応耳を傾けて頂ければよいと思います。

今まで、高性能な家を否定していた工務店、メーカーも

高断熱、高気密と言い出しました。

断熱材や構造用合板、バリアには適正な組み合わせが必須になります。

耐震も耐力区画に耐力壁を効率よく配置することが大切です。

基礎区画がきれいに切れない間取り、片面のみ大開口を設ける間取り、無理なスパンの間取り、

直下率が低い間取りは耐震3でも弱いです。

バランスは非常に大切になります。

法律はあくまで最低限の規則です。

建築士、工務店が良心をもってお客様に説明、説得をすることは大切だと思います。

機能から醸し出されるデザインは飽きない長く愛着を持てる家になります。

流行りのデザインはできた時が頂点でだんだん色褪せることもあります。

あの時は流行っていたね?となりやすくなります。

住宅会社の使命は思い。

その自覚をもって探求心が衰えることなく。

地場産業として、地産地消で。

心地良い (居) を作り続けたい。

河野 和宏

To Casa 低燃費の家 宿泊体験できる展示場

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