2016/10/8 7:01 PM Category: スタッフブログ
こんにちは、今年は台風がたくさん来ました。ゲリラ豪雨等、温暖化が進み異常気象が当たり前のように
なってきました。家で消費するエネルギーにより、CO2が排出されます。世の中が便利に、家が快適になればCO2は増えるということでしょうか? 私共、住宅会社の責任は重大です。
でも、本来の家そのものの性能が良ければ、少ないエネルギーで快適に生活ができなおかつCO2の排出を減らすことができます。
皆さん、年間に家庭内事故(温度差原因)が何件起きているかご存知ですか15,000件そのうち浴室での溺死が4,000人と言われています。死に至らなくても、それが原因で寝たきりや記憶障害を起こすケースも少なくありません。家族が安心して幸せに暮らすためのいえで?なんで?って思いますよね。
交通事故死と同じくらい浴室での溺死があります。
日本は長寿大国になりました。が、健康長寿大国ではないのです。健康で生きることが大切ですね。
もし、温度差のない空気がバリアフリー化せれた快適で省エネの家なら事故はもっと減るでしょう。
日本は先進国ではありますが、この点においてはかなり政策が遅れています。2020年に省エネの家が義務化されますが、もっともっと基準自体を上げないといけません。環境にそして人にやさしくありたいですね。例えば、よく使われているアルミのペアガラスの窓の熱貫流率は4.6です。これは数字が大きいほど性能が悪いということです。ドイツの基準では1.3以下でないと法律で使うことはできません。
アメリカでさえ1.8 韓国も同様に条件付ではありますが義務付けさせています。断熱においてはさらにまた気密、換気の考え方その他外国 特にドイツに学ぶべき点は多々あります。研修を受けて感じたことです。因みエネパスはドイツで生まれた制度です。
弊社が採用しているエクセルシャノンのトリプルシャノンは1.0とドイツ基準に匹敵する性能をもっております。クリプトンガスですと0.8このレベルでないと窓からの放射熱を感じます。もちろん窓が性能が悪いと結露します。結露した水にカビが発生し、カビを求めてダニが発生しその死骸が空気に漂い人が吸います。体に良いわけがありません。また結露は家の木材や断熱材にしみこみ壁の断熱性能を極端に悪くします。木材にしみた結露は経年により腐りの原因やがては白アリの原因となります。
これではまるで、スクラップアンドビルドの繰り返しですね。窓の性能がいかに大切かですね。
長くなりましたが、ずーと感じていたこと今回の研修の内容があまりに近くついつい生意気な意見を書いてしまいました。カッコいい家も作りたい、でも絶対に住む方が健康で快適に暮らせ、わずかでも地球環境に貢献できる家つくりをしたい。強くさらにまた強く決意いたしました。 河野
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