2018/8/3 2:00 PM Category: お知らせ
2018年7月27日(金)、研究学園にて建築が進んでいる「ダブル断熱の大屋根アメリカン住宅」にて、気密測定を実施致しました。
当日は、現在建築を検討されている方にもお越し頂き、その様子を公開させていだきました。
測定は専用の機器を使い行います。
扇風機のような測定器で空気を外に送り、気圧の変化で気密を測定します。
測定が終わるまで、建設中の現場や断熱材、気密についてなどお客様にご説明をいたしました。
ここで気密について簡単にご説明いたします。気密性能は「隙間相当面積 C値」というもので表されます。
これは家中の隙間を集めた隙間面積(㎠)を延べ床面積(㎡)で割ったもので、数値が小さいほど隙間が少なく、気密性が高いことを表しています。
国の定めるC値は、北海道・青森・岩手・秋田で「2㎠/㎡」、このお家の建つ茨城県では「5㎠/㎡」が基準値となっています。
今回の計測結果は「0.9㎠/㎡」と定める基準を上回る数字がでましたが、当社では0.5㎠/㎡を目指して建設しております。
浴室の配管工事がまだ途中で計測となってしまった為、目指している数値とはなりませんでしたが、引き続き工事を進めて目標としている数値といたします。気密性に関わる部分は後での手直しができない箇所も多くあるため現段階で測定できることはとても重要であると考えます。
気密性を上げるためには、職人の技術力や丁寧な施工が必要となります。施工時間も通常よりもかかってしまいますが、安心して快適に暮らせるお家を造るためにも、これまで以上に取り組んで行きます。
To Casaでは、今後も気密測定を実施していきます。
公開気密測定を行う際は、ホームページなどで告知いたします。
受付時間:10:00〜18:00 定休日:水曜・木曜日
電話や訪問などの営業は一切いたしません。