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株式会社ToCasa 設計士 「河野 和宏のブログ」

こんにちは。

 だんだんと緑が目立つ季節になりました、今日は快晴で先ほど敷地調査に行きましたが、

このままドライブにでも行きたいと思うほど気持ちの良い日ですね。

 会社を経営したり建築の設計をしている者にとっては、理念は大切ですね。

執着と理念は違いますね、過去に褒められたデザインとか、大きな吹抜、無理なスパン、儲かった家の形、自我を押し付けたりするのは執着ですね。

周辺環境に合わないのに自社商品に執着してしまうと、いい事はありません。そもそも施主様に失礼ですね。

 最近、よく他社の図面、間取りを目にいたします。これは防水性、耐震性は大丈夫かと思う間取り形をよく目にいたします。軒の出0の家で(木造住宅なのに)、アルミ樹脂複合サッシで大開口だったり、型式認定とれてるから、連続開口が大丈夫のようなもの。(構造計算をお願いしてみたらよいですよ。)とお勧めします。

 その会社の展示場が、大開口だったり、お勧め商品な訳です。

 でも、家を作るのに外から丸見えの位置に耐震をあまり考えずに提案する、自分たちの我を通すのを執着と言うのだと思います。

 弊社は2×6(4)の住宅を多く手掛けてます。告示を守って構造計算をして耐震等級3以上の家しか作りません。もちろん周辺環境に配慮して、防犯性等、考えていきます。

 執着を捨てて、理念をもって一棟一棟丁寧に考えていく事が大切かと思います。

 余談ですが、

(雨水はどうすれば 屋根から地面に早く外壁を伝わらずに落ちるか)とよく考えます。

そうすると、偏荷重の少ない耐震性の良い形におのずとなっていきます。

(地震による揺れも高いところから地面まで早く逃がしたいから)です。

窓を上下揃えると耐水性、耐震性がよくなり、また外部から間取りの憶測がつかずに防犯性がよくなります。形で解決することは、経済性もよくなりますね。設計なんだから機能の良い形を考えていきたいですね。

もちろん、高気密、高断熱、高耐震、自然素材、計画換気は当然の事としてですね。

 話は変わりますが。

 国産材100%のドア、キッチン、洗面台を検討しています。極力自然素材で行きたいですね。

 作る責任、使う責任を果たしながら、地域貢献をしていきたい。

まだまだ、物価上昇は終わらないようです、今日は設備メーカーから、値上げの連絡がきました。

 時代は厳しくても、今をどう生きるか、何を成すべきか。理念を見失う事なく、住宅専門会社を極めたい。

(株)To Casa 代表取締役

     河野 和宏

 

To Casa 低燃費の家 宿泊体験できる展示場

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